俵万智の短歌
この坂を越えれば海へ続く道
黄色の信号するりと抜ける
花屋からもらったカレンダーには、短歌作家《俵万智》の歌が載っています。
小さめのカレンダーなのでトイレに飾ってますが、毎月ステキな花と短歌が載っていてカレンダーを捲るのが楽しみです。
~俵万智さんといえば~![]()
1987年に出版された第一歌集《サラダ記念日》がベストセラーになり話題を呼んだ短歌作家です。
福井県で育ち、早稲田大学時代に佐佐木幸綱の授業をうけたのが縁で短歌を始め、神奈川県橋本高校勤務時代、1986年に「8月の朝」で角川短歌賞を受賞しました。
現在は1児の母となられ、仙台にお住まいです。
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私が万智さんを知ったのも《サラダ記念日》が始めでした。
「この味がいいね」と君が言ったから
7月6日はサラダ記念日
こんなかわいい短歌をつくる人がいるんだ~と、それまでの短歌の対する認識が変わりました。
短歌というと叙情的なものが多く、現代的な短歌は前衛的で難解という感じをもっていましたが、俵万智の歌を受け入れる柔軟性がある世界なのだと妙に感心して、時々短歌集を読むようになりました。
「サラダ記念日」は、キラキラした若さが溢れた瑞々しい歌ばかりです。
若い女性の恋と日常が、普段の言葉で、しかし万智さんによって選び抜かれた言葉で歌われています。
「8月の朝」の章が好き
吾をさらいエンジンかけた
八月の朝をあなたは覚えているか
まだあるか信じたいもの欲しいもの
砂地に並んで寝そべっている
左手で吾の指ひとつひとつずつ
さぐる仕草は愛かもしれず
君を待つ土曜日なりき
待つという時間を食べて女は生きる
「じゃあな」という言葉いつもと変わらぬに
何か違っている水曜日
同じもの見つめていしに吾と君の
何かが終ってゆく昼下がり
君を待つことなくなりて
快晴の土曜も雨の火曜も同じ
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こんなふうに、恋する感覚が素直に歌われていて、
《やってくれるじゃないの~》と思ってしまいました。
今、読み返してみると昔の日記を読むようで不思議なかんじがします。
こ~んな時代が確かに私にもありましたっけねえ~
みなさんにもあったでしょ?















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