俳句

2017/09/24

いちじく

201310            無花果を煮つめ鬼女にはまだなれず

hollyの大好きないちじくのシーズン 

句には「煮つめ」とありますが、hollyはだんぜん生のいちじくが好きです。わが家ではいちじく好きは私だけなので「自分だけのために」買い、「自分ひとりで」食べてしまいます。

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ほんわりとした甘さがなんともいえないhappy01。先日、句会のあとでよく行く居酒屋で突き出しに一切れでてきたので、嬉しくなっちゃいました。

無花果は原初の頃からある植物のひとつ。はるか昔の無花果はもちろん今とは違うもっと原始的な植物だったようですが、その種の起源に思いを馳せるとき、人類の始まりを思い起こします。なんだか不思議で神秘的な果物です。

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2017/08/30

結社誌9月号

結社誌9月号がとどきました。

毎月、おそるおそる開いて自分の句を探します。

なんとsign01今月は4句欄happy01 我が結社では4句欄に載ると句友からお祝いの電話が来るくらいhappyheart01happy02なことなんです。

clover鮎食べて父母の山河を惜しみけり

clover郭公や田の神多き奥会津

clover梅漬けて夫を遊びに出してやる(夫は「つま」と読みます)

cloverパリー祭ジゴロは別れ上手なり

pencil1、2句目は会津若松近辺に出かけた時に発想を得ました。会津は祖父の故郷なので、その縁で子供の頃から出かけていました。会津は地名に歴史的インパクトもあり、読み手が情景を想像しやすい利点があります。

pencil3句目は新仮名遣いのhollyならではの口語体。

pencil4句目、もちろんhollyにはジゴロの愛人はおりませんよ。これは森遙子の小説からヒントを得た句。

今月はいつものへたれた句に比べると、いくらかはマシなようです。ことに3、4句目はhollyの持ち味がでているように思えます。

さて、投句締切が迫ってます。

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2017/07/11

動物園吟行

Photo             きりんの舌間近に若葉巻きとれり

7月9日は俳句会の夏季鍛錬句会でした。

30℃近い暑い一日、八木山動物公園をせっせと吟行。

暑いsweat01あつい、とにかく暑いsign03 夏の吟行は難行苦行sign02 見たい動物だけピンポイントで見てざっとメモを取る。

ライオン、きりん、ぞう、河馬、このあたりは外せないなぁ~ …

Photo_2              河馬の目の意外につぶら油照

暑いためか、河馬くんは水からでてきません。気持ちよさそうに泳いでます。

河馬は2匹いて1匹は泳いでるんだけど、もう1匹は岩壁に向かってじっとしてます。瞑想修行中みたい。。

Photo_3             氷菓なめ犀の昼寝を見ていたり

旧仮名だと「見てゐたり」ですが、hollyは現仮名なので「見ていたり」です。

Photo_4             フラミンゴ人工物としてなら許す

この句は季語が入っていません。無季俳句です。

フラミンゴって色といい姿といい作り物めいていて、なんとなく人工的に作られた生き物みたいです。

きれいなピンク色を想像していたら、これですもの~think

clover飽食のライオン鈍し西日中

clover緑陰や風にかすかな獣臭

そうそう、今日夕方のニュースにびっくり!weep

八木山動物園のアミメ麒麟が死んだって…この麒麟かなあ~昨日は元気だったけど。妊娠中だったみたいで、お腹のあかちゃんも死んじゃったって。昨日見てきたばかりだったので、ショックです。なんでも夜中の地震に驚いて首を振り回したときに宿舎の壁にあたり首の骨が折れたらしいです。痛ましいことです。せめて、母子仲良くやすらかに眠ってください。

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2017/04/28

花見山

ブログをさぼっているうちに、いつのまにか桜も葉桜となってしまいました。

hollyは隣県の花見山という桜の名所にお花見吟行に行ってきました。福島駅前からシャトルバスがでていて、15分で花見山に着きます。曇り空だったのがちょっと残念。

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まず目に入るのが一面の菜の花。そして東海桜。白木蓮、山茱萸、木瓜、連翹。黄色、桃色、白、赤が入り乱れて鮮やか。

Img_2236                       木瓜

Img_2235                       おかめ桜
Img_2239                        山茱萸
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花見山は30分、45分、60分、とコースがあり山歩きをしながら花々を楽しみます。中腹まで登ると眼下に広がる春色のグラデーションが素晴らしいhappy02
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帰り際に、配られていた東海桜の一枝を貰い句会場へ。
福島の句会の方5人と私達ゲスト4人、計9人での句会となりました

cloverはくれんや旗たてて行くウォーキング

clover花五分の山へ繰り出す土曜かな 

clover背負われし子の手桜にふれゆけり 

こんな句しか詠めないんじゃ花見山の景色に申し訳ないなぁ…と思いつつ。楽しい楽しい懇親会へとなだれこんだのでした。

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2017/03/21

佐藤鬼房顕彰全国俳句大会

3月18日、塩竈で佐藤鬼房顕彰全国俳句大会が行われました。

この大会は事前投句は前もって選があり、その結果が会場で配られますが、当日の嘱目詠は会場での公開選考となります。普通は当日詠の選は別室で行われますが、ここでは会場で行われるので選考過程がわかり興味深いです。それと毎回、鬼房についてのシンポジウムがあるのも楽しいところです。

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シンポジウムのメンバーは関根かな、栗林浩、関悦史、司会は神野紗希の各氏

今回のテーマは「鬼房俳句と軽み」について 

各自3句ずつ例句を揚げて討論していきますが、話を進めるうちに「3句選んできた句が軽みといえるかどうか…」ということになってきて、「軽み」って何だろう?という根本的なところから考えるシンポジウムとなりました。

鬼房の俳句は「軽み」とは無縁のような風土に根付いた思いの込められた重い句が多いように私には思われます。「軽み」のほとんどないところから「軽み」を論じるのは難しいと思われ、各氏も苦戦気味。「軽み」がどうであれ、鬼房には素晴らしい句がたくさんあるので、「芭蕉的軽み」がなくたってどうってこと無いです。「芭蕉的軽み」について再認識できたことは、私にとってはよかったかな。

シンポジウムの後は嘱目吟の公開選考。

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神野紗希、関悦史、髙柳克弘、佐藤成之、照井翠、西山睦、宇多喜代子、高野ムツオの各先生。

各選者が10句づつ選んだ中から、気になる句を取り上げ意見を言い合って、その後、あらためて3句づつ選ぶという選考方法です。

1つの句にたいする選者の読みが違っていたり、どこに興味を引かれたか共感をもったか等具体的に解るのでとても面白いです。

ジュニアの部があるのも大会の特色。県内だけでなく全国から応募があります。俳句甲子園の影響か、高校生の句など大人顔負け。

clover佐藤鬼房奨励賞は中学1年生の句

 堂々と秋風受ける稻井石      魚住隼祐

clover一般部門の奨励賞は

 寒木の瘤鬼房の眼となりぬ      橋本一舟

普段、俳句漬けになることがないhollyには充実した一日でした。

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2017/03/15

蓬餅

    clover蓬餅梁太き母郷かな

Photo                        cloverよもぎもち うつばりふとき ぼきょうかな

蓬餅、桜餅の季節となりましたね。

蓬を摘んで作る手作りの蓬餅って甘くないけど懐かしい味。砂糖ときなこをたっぷりかけていただきます。

蓬餅って素朴な故郷の味。そこで田舎の梁の太いがっちりとした家と組み合わせてみました。

私は蓬摘みをしたことがないけれど、河原の土手で摘んでいるお年寄りをたまに見かけます。春を感じる景ですね。

蓬餅の他にも、桜餅、木の芽和、蕗味噌、花菜漬、田楽、青饅、蜆汁などなど、春の季語には美味しいものがたくさんあります。

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2017/03/03

2月の句会

Img_2201               曖昧に茎伸び春のシクラメン

3月に入り、なんとなく春めいてきたように感じますが、例年10日のお祭りあたりにはまた寒くなり強風だったり斑雪だったりするので、油断はできない東北です。

さて、遅ればせながら、2月の句会の句です。

clover雪霏々と地に欲望を眠らしむ

clover駆け上がる駅の階段春隣

clover夕凍の波止場一羽の鷗の死

2句目は句会で検討の結果下記のように改作 

clover寒明や駅の階段駆け上がり

pen今月の3句の中では3句目が一番出来が良いかも。

毎月、類想の屍を越えて前進する気構えなのですが、なかなか類想から抜けられないhollyです。

汐の会は

clover消去するアドレスひとつ寒明くる

clover春立つや書棚の本を並べ替え

clover末黒野や薄き光りに水動く

clover水仙の芽の一寸のちからかな

clover薄氷踏む証拠隠滅するごとく

4句目5句目はダメですねえ。4句目はオノマトペで勝負するかなぁ

pencil席題 何、道、前、殺

cloverうつすらと殺意兆すや雪女郎

席題、殺で殺意しかでてこないとはなさけないweep 黙殺とか殺風景とか殺伐とかいっぱいあるでしょ。

clover何処までが本当の話目刺焼く

席題、何 こちらはほどほどの出来か‥な。季語「目刺焼く」が私としては新しい。

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2017/02/09

1月の句会

新年句会は2句出句、ホテルで句会なのでお食事会がついてます。

clover風荒き父母の地よ初山河

clover初空や歩きて蹠こそばゆし

ふたつとも、それほど良い出来ではありませんねぇ‥でも、holly、「初山河」「初空」という使ったことのない季語を使ってみたかったのです。

ランチは‥こじゃれた上品な(量がちょっぴり)コース

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これにフルーツとアイスのデザートと珈琲がつきます。このホテル、パンとスープが美味しいので、ついパンをがっつり食べてしまいます。

 

1月の「汐の会」5句出句です。

 

clover元日のマックバーガーBLT(ベーコンレタストマトバーガーだよん)

clover弾初や本手替手を姉妹

clover初夢に筝爪埋める祖母の居て

clover買初の奢りてダリのリトグラフ

clover卒寿なる母の記憶の春着かな

 

さて、今年は斬新なラインで攻めたいhollyです。

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2016/09/27

結社誌10月号

 10月号で主宰が選んでくださった句は3句。

clover榧大樹涼しく人を容しけり 

この句は7月の句会の時には、いろいろ試行錯誤していた句です。

その時の記事より…pencil作ったときは気付かなかったのですが、無季句です。榧、欅、などはそれだけでは季節を限定できないので季語とはなりません。そこで自分で添削 

pencil榧大樹寄る人容し涼しかり 

         「榧大樹」の言葉を大切にしたかったので。 

pencil炎天の榧人寄れば人容し 

         こちらは「人」のリフレイン感をたいせつにしたもの。 

「涼し」「炎天」とともかく季語は入りましたが、どちらの句も理屈というか説明的な匂いがついてしまいました。

というわけで、一番すっきりした形に落ち着いたわけです。

clover拾い読む虚子や波郷や梅雨籠  

この句はリズムがよくて自分でも好きな句です。

clover築地塀つづく寺町枇杷熟るる 

この句は鍛錬句会で出来た句です。自分ではちょっと凡庸かなぁと思うのですが、主宰はお好みのようです。

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榧は好きな樹木なのでテンションが上がって手当たり次第に句を詠みました。

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2016/08/20

蓮の花

hollyは七夕が終わると「ああ夏も半分終わったなあ」

お盆が終わると「もう夏も終りだなあ」……と毎年思うのですが、とは言うものの相変わらず暑い毎日が続いています。今年は残暑もきつそう…

俳句的にはもう秋、なにしろ8月7日は立秋ですからね。

「晩夏」とか「夏の果」とか「夜の秋」といった季語を使うのですが、体感はまだまだ夏。このへんのギャップがなんだかなあ~thinkなhollyです。

Photo_2             蓮の茎夢の中より伸び来たり         

先日、車で通りがかりに見た小さな沼に蓮の花らしきものが咲いていたので、Uターンしてちょっと寄り道。

いままでは車で1時間以上かかる沼へ蓮見に出かけていましたが、こんなに近くで見られるとは…happy01 来年は早起きして蓮の花が開くところを見たいな。

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