俳句

2018/07/08

星祭

Photo_3             短冊に無邪気な願い星祭 

今日は七夕ですね。俳句では七夕、星祭、星合、星今宵など、いろいろな言い方をします。  hollyは七夕の句を詠んだ記憶がほとんどないです。たぶん、すんごくベタな句になっちゃうからでしょうね。

波郷の句〈七夕竹惜命の文字隠れなし〉名句ですねえ。

多佳子の句〈七夕や髮ぬれしまま人に逢ふ〉も好きな句です。

Photo_4              願い事きりなく書きて星今宵



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2018/06/29

梅雨の思い出し俳句

clover稲荷守る親子の狐半夏雨

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clover築地塀続く寺町やまぼうし

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夏季鍛錬句会も近づいて、さて、この季節、どんな句を詠んでいたっけ…と以前の鍛錬句会の句をさがしてみました。

clover大榧の守る祠や走り梅雨

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この中で結社誌に投句したのはclover築地塀~の句。鍛錬句会は最低でも7句作りますが、そのまま投句することはまずありません。即吟なので完成度が低い。それでは、と推敲を重ねると新鮮さが損なわれるという困った結果になります。

今年の夏季鍛錬句会は浦戸諸島へ行きます。

さて、どんな句が詠めるか…お楽しみに。




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2018/06/01

吟行下見

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今日は吟行の下見をかねて浦戸諸島へでかけました。寒風沢と野々島コースです。朝9時30分の市営汽船に乗船。今日は干潮なのでいつもより大回りのコースをとるということで、平常より5~7分ほど余計に時間がかかりました。外洋側に迂回していくので波もあり揺れます。桂島、野々島、石浜とまわって寒風沢到着。

頼るは島歩きマップと先日ゲットした「宮城吟行案内」。船着き場は震災の津波被害で家並みがすっかり無くなり殺風景この上ない有様。今も堤防を築くための工事の重機が動き、砂利が積まれている。岸壁周辺にはもう民家は建てられないのかも。

さて、目当ての「日和山展望台」に向い歩き出しますが、なんと展望台登り口にはロープが張られ、立ち入り禁止。遊歩道の整備が終わっていないようです。ここには「しばり地蔵」や「十二支方角石」があるのですが…。

次の目当て、六地蔵へ。人家が少ない中、庭の畑でサヤエンドウを収穫していた島のおじさんに道を訊ねたら、採りたてのサヤエンドウをいただいちゃいました。

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六地蔵は切り通しの途中の辻にありました。

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写真は光りが差し込んでいますが、切り通しは小昏いかんじでした。燦々と日が当たっているより仄暗いかんじが似合いですけどね。いろんな所に階段があったり、脇に入る細い道があったりで迷いながらやっと人家のあるあたりに出て、ほっと一息。なにしろ予定していた時間をオーバーして1時間30分も歩き、おばさん3人は「疲れた~疲れた~~こんなに歩くの~?吟行計画変更だわぁ」。俳句仲間を案内して来て「展望台は立ち入り禁止」では困る~。マップだけでは解らないことが解ってよかった。

船着き場から無料の渡船で隣の野々島へ渡してもらいます。

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無料の渡し船「うしお丸」の船長さん。浦戸の島と島の間を渡してくれます。すぐ向いに見える野々島学校下の船着き場まで3分ほど。

ということで、野々島の話は後編で。

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2018/05/28

天領の句

Photo                    天領の名残の家並つばくらめ

俳人協会会員になってもう何年めかな。不真面目な会員で県の大会にもご無沙汰しっぱなしだったのに、同じ結社の支部長さまが、役員になってhollyにも役員が回ってきました。いずこも高齢化の波には逆らえず、ちょっと若いだけでお誘いがかかります。ま、私でよければ使って使ってやってくださいという気持ちでお受けしたのですが、いきなり披講とは……。

最近やってないのでいくぶん不安、案の定やらかしましたよ。うちの句会と同じ速度で読んだのですが、なにしろ高年齢の方々ばかり、「速いです~」とお声があがりました。「えっ?何が?」と怪訝な貌のhollyに披講の先輩からアドバイス。「番号を読んでから、句を読むまでに間をあけること。」なるほどね。皆さんが自分の句稿をチェックする余裕を作るってことか。勉強になりました。披講や句会のやり方は結社によってもずいぶん違います。hollyの所属する結社の中央例会などでは、披講中は句稿に手を触れないことになっています。いちいち句にチェックを入れなくても後で点数と名前の入った句稿が配られますから、披講中はごそごそやらずにお静かに…ということでしょうか。

ま、苦労する分イイコトもありましたよ。2句出句のそれぞれに3点2点と互選の点が入りました。そして俳人協会本部からの講師、福神規子先生の特選happy01

たまにはこんな嬉しいことがあるので、止められないんだよね~

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2018/05/09

牡丹

Photo           閼伽棚に牡丹崩るる尼の留守

 牡丹の季節です。牡丹の句は季節がくるごとに詠みますが、なかなか納得できる句は詠めません。花の美事さはもう詠み尽くされている感があります。

そうなると牡丹を季語として配合の句を作るということなってきます。その組み合わせがなかなか…

掲句は尼の小さな庵の閼伽棚に一輪飾られていた牡丹が、主の尼がちょっと出かけているすきにはらりと崩れてしまった景を詠んだもの。かなり以前、まだ初学の頃の句です。

Photo_2           牡丹の花心の力満ちてをり

こちらの句は上五のリズムを崩さないように牡丹をぼうたんと読みます。

hollyは「現カナ」なので本当は「満ちており」ですが、「歴史的カナ遣い」にしたほうが牡丹に似合いのような気がします。

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今年も美事に咲いてくれました。それなのに咲いた翌日には雨weep 

無情の雨とはこのことと、hollyは咲いたばかりの牡丹を切り取って部屋に飾りました。

牡丹園に見に行って感じた事ですが、花壇にずらっと並んで咲いているのも綺麗ですが、いまひとつ牡丹が引き立ちませんねぇ。やはり日本庭園にひと株ふた株咲いているのが佳い風情というものです。
それからもうひとつ、品種改良して新しい色の花を作るのは止めてほしいですね。
せいぜい薄紅色、濃紅色、白色くらいで古風な色目くらいが美しいです。

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2018/04/10

Img_2678                夕づきて瀬音たかまる桜かな

みちのくもようやく桜の季節がやってきました。咲き始めてすぐ気温の高い日が2、3日続き5分から7分咲きになった日に花見にでかけました。

東北本線の大河原から船岡までは線路が阿武隈川沿いを走り、両岸の桜並木がよく見えます。桜の時期はこの区間はスピードを落として走ってくれます。船岡駅で下車してすぐに河原の土手にでるので、土手を大河原駅まで約1時間かけてゆっくりと歩き桜と連翹を楽しみました。

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日本人はやっぱり桜が好きだねえsign03 

なんともきれいでうっかりすると涙がでそうになりました。


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2018/02/28

結社誌3月号

短日や新車積み込む巨大船 

強情の雁首そろう日向ぼこ 

耳ふたつ冷えきつている祈かな 

公園の捨て猫かまうレノンの忌

sign01 結社誌3月号4句掲載happy01sign01

数えてみたら3月号の4句掲載は42人、だいたい4句はこんな人数。

3句からは、外国、北海道、東北といった具合に北から地域ごとに掲載される。ざっと数えてみたら3句掲載は約300人、その後に2句掲載が延々と続く。1頁に45人掲載として30頁で1350人。全部で2000人近い大結社。主催は毎月これだけの人数の6句づつの投句の選をするわけだから、すごいエネルギーが必要だね。

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2018/02/22

鶴帰る

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                 あわあわとあさぎの空や鶴帰る

cloverこの句、「淡々」は「あわあわ」と平仮名にしたほうが良いかな…

「あさぎの空」は浅葱色の空という意味で二月の淡い空色にぴったりかと。でも、ほんとはこの写真の空の色は「水浅葱」という色。

hollyは「色の手帳」という本を持っていますがこれ色見本の本で、実にいろんな色が載っています。

青色系で珍しい名前の色は、秘色(ひそく)瓶覗(かめのぞき)天色(あまいろ)水浅葱(みずあさぎ)花浅葱(はなあさぎ)

ターコイズブルーとかセルリアンブルーとかサックスブルーとかカタカナ名より和名のほうが素敵じゃないですか?

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2018/02/15

バレンタインだねっ

バレンタインデー現役の諸君たち

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楽しい句ですよねっ、残念ながらhollyの句ではありません。同じ結社の大先輩、山地春眠子さんの句。

いつもながら息子2のおみやげです。

仕事場でひととおりチョコを頂いてくるので、毎年10個くらいは持って帰ってきます。乙女心のこもったチョコ…ではないので、遠慮無くhollyが食べてしまうのです。


hollyも愛しのちーくんへプレゼント、六花亭のこのチョコちっちゃくて可愛いのです。
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バレンタインチョコは、お味もさることながらパッケージのキュートさが決め手よね。

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2018/01/29

新春賀詞交歓会

Photo               clover暁の星凍裂のひびきけりclover

寒いですねえ。今夜もマイナス7℃とか…

27日は俳人協会宮城県支部新春賀詞交歓会でした。現在私の所属する結社からの協会員は3人。主宰の推薦がないと入れません。

うちの結社はもともと前主宰が現俳(現代俳句協会)所属だったので、古くからの同人は現俳所属が多いのです。今の主宰はなぜか俳人協会所属なので、若い同人たちは自ずと俳人協会会員に。私は新仮名遣いだし、俳句もどちらかというと現俳寄りなんですけどねぇ。今回は講師に増成栗人先生(鴻主宰)を迎えて「師・角川源義を語る」と題したお話がありました。増成先生、講演慣れしているのか話が面白いhappy01

この日の栗人先生選・特選句 

clover十二色使ひ果して山眠る(互選5点)

clover小六月カナリアのゐる理髪店(互選2点)

clover日のにほひ閉ぢ込めてゐる障子かな(互選4点)

互選高点句

clover匂ひたつ縄の切り口冬構(互選10点)

clover死してなほ遡上のかたち鼻曲り(互選8点)

penこの日の先生の言葉

pencil選はそれぞれ違っていて良い。

pencil季重なりを煩く言わず感動したこと表現したいことを重視。

pencil吟行はその場所を詠わず、その場所で詠え

なるほど~thinkthink 心に留めて精進いたします。

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