俳句

2018/10/18

壺の碑俳句大会

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             碑に靺鞨の文字雁渡

                   (いしぶみに まっかつのもじ かりわたし)

10月14日は多賀城「壺の碑」俳句大会でした。

開会式の後、「壺の碑」まで無料送迎バスで吟行に行きました。曇り空でしたが、寒くもなく、大樹の下を歩きながらの吟行は気持ち良かったです。

今回は特別選者として詩人の高橋睦郎氏が招聘され、講演もありました。睦朗氏は「蛇笏賞」を受賞した俳人でもあります。御年80歳ですが、白シャツにジーンズという若々しいスタイルでダンディです。さすがに詩人だけあって朗読がすばらしかったです。

睦朗氏は私の結社の50周年祝賀会の来賓として招かれ「7月の旅人」ほか2編の詩を朗読してくださり、それが素晴らしかったこと。文章として紙面で見るよりも、ぐんぐん心に迫ってくるのに驚いたものでした。

この日の投句「身の芯に風吹く秋のきりん草」が睦朗氏入選に採っていただけたので嬉しかったです。

吟行の時に駐車場の脇一面に黄色の花が咲いていて、私は「キリンソウ」だと思ったのですが、何人かの投句に「セイタカアワダチソウ」とありました。「セイタカアワダチソウ」は夏の季語だと思うけど。

碑は奈良時代に坂上田村麻呂が蝦夷征伐のおり弓の筈で書いたといわれていますが、今は文字も薄れてしまっています。右側が刻まれた文字の拓本です。

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2018/10/02

メール句会

Photo                          万国旗張り巡らして天高し

clover運動会シーズンですね。

我が家のちびちゃんも保育所の運動会で大活躍happy01 run

clover     pen     book      eyeglass      cafe

hollyは同じ結社の仲間とメール句会をやっています。

1週目に4句投句して次回の兼題漢字一字とともに幹事宛て投句

翌日には幹事からメンバー6名に全員の投句24句が送られてきます。

2週目に4句選句して、選句した句の評を書いて送ります。選句しなかった句についても自由に評を書きます。

翌日に幹事が集計した選句結果が送られてきます。

その結果一番点の入らなかったメンバーの出した兼題漢字一字が翌週の投句の兼題となります。

今週の兼題は「度」でした。

hollyの句は

芋煮会此度は夫の差配なり(いもにかい、こたびはつまの、さはいなり)

俳句では妻も夫も「つま」と読みます。もちろんそのまま「おっと」と読ませる場合もあります。

後の3句は 

山のもの竹籠に盛り月の客 

万国旗張り巡らして天高し 

アンデス展見てきし秋の扇かな

以上、全部で4句。

さて明日句稿が届いたら選句です。4句選句なのでわりと緩めですね。hollyはメンバーの中で一番同人歴が長いので全句講評を書いています。これがなかなか大変ですcoldsweats01

でも、楽しい。特にメール句会で自分の採った句が本誌にも採られていたときは自分の選が主宰の選と同じでし嬉しい。自分の選句眼を磨く機会でもあります。

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2018/09/25

無花果

201310_2                  無花果を裂くや原初の恋思う

無花果のおいしい季節 hollyは生の無花果が大好きです。

hollyが子供の頃、庭の隅っこにイチジクの木があってさほど大きくはないけれども実がたくさんなっていました祖母が煮て食べさせてくれましたが、正直あんまり美味しいとは思えなくてひとつ食べるのがやっとでした。砂糖をどっさり入れて、こってりと甘く煮たのがスタンダードだと思っていたら、そうじゃなかったのね~先日の校正の時に水明さん(俳句仲間)が自宅で採れたイチジクをワインで煮たものをもってきてくれて、それがワインの風味もあって美味しいhappy01 う~~ん、これが本当の味だったのかって「目から鱗」でした。

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2018/08/02

青すじ揚羽

Photo            黒揚羽無音の昼を遊ぶなり

今日は暑いsign03 仙台でも史上初の37℃。

もう~~外を歩けない暑さ。sweat01sweat01sweat01

職場の裏山はじんじんと蟬時雨、一日中うるさいこと。

ふと外を見ると、植え込みになんと青すじ揚羽がsign01これはめったに無いことというか、ほとんど無いことですよ。

我が家の庭には柚子や山椒があるので揚羽が卵を産みにくるのですが、この青すじ揚羽は見かけません。きれいだよねえ。

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2018/07/26

水着

7 水着干す子らの眠りしつかのまを

連日猛暑が続いていますが、子供たちは庭にプールを出してもらってごきげんさんです。

午前中プール遊びをして、お昼を食べてお昼寝。幸せなひとときです。

家の軒先には子供たちの水着やタオルが竿いっぱいに干されて…懐かしい気持ちが湧いてきます。

暑さが続き、蟬の声もようやく本番の賑わい。 夏だなあsun

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2018/07/18

麻暖簾

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            甘味処抹茶づくしや麻暖簾

冷たい甘味が美味しいこの頃、hollyはあんこがあんまり得意じゃないので、あんみつより蜜豆派です。この写真は老舗の茶舗がやっている「喜久水庵」というお店の甘味。

抹茶ソフト、抹茶わらび餅、ずんだ餅の三点セット。飲み物はお抹茶もありますが、アイス珈琲にしました。このお店の「喜久福」という和菓子は「萩の月」にかわって宮城のお土産ナンバーワンになりつつあります。宮城名物ずんだは定番ですが冷やしても美味しいよ。

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2018/07/08

星祭

Photo_3             短冊に無邪気な願い星祭 

今日は七夕ですね。俳句では七夕、星祭、星合、星今宵など、いろいろな言い方をします。  hollyは七夕の句を詠んだ記憶がほとんどないです。たぶん、すんごくベタな句になっちゃうからでしょうね。

波郷の句〈七夕竹惜命の文字隠れなし〉名句ですねえ。

多佳子の句〈七夕や髮ぬれしまま人に逢ふ〉も好きな句です。

Photo_4              願い事きりなく書きて星今宵



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2018/06/29

梅雨の思い出し俳句

clover稲荷守る親子の狐半夏雨

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clover築地塀続く寺町やまぼうし

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夏季鍛錬句会も近づいて、さて、この季節、どんな句を詠んでいたっけ…と以前の鍛錬句会の句をさがしてみました。

clover大榧の守る祠や走り梅雨

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この中で結社誌に投句したのはclover築地塀~の句。鍛錬句会は最低でも7句作りますが、そのまま投句することはまずありません。即吟なので完成度が低い。それでは、と推敲を重ねると新鮮さが損なわれるという困った結果になります。

今年の夏季鍛錬句会は浦戸諸島へ行きます。

さて、どんな句が詠めるか…お楽しみに。




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2018/06/01

吟行下見

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今日は吟行の下見をかねて浦戸諸島へでかけました。寒風沢と野々島コースです。朝9時30分の市営汽船に乗船。今日は干潮なのでいつもより大回りのコースをとるということで、平常より5~7分ほど余計に時間がかかりました。外洋側に迂回していくので波もあり揺れます。桂島、野々島、石浜とまわって寒風沢到着。

頼るは島歩きマップと先日ゲットした「宮城吟行案内」。船着き場は震災の津波被害で家並みがすっかり無くなり殺風景この上ない有様。今も堤防を築くための工事の重機が動き、砂利が積まれている。岸壁周辺にはもう民家は建てられないのかも。

さて、目当ての「日和山展望台」に向い歩き出しますが、なんと展望台登り口にはロープが張られ、立ち入り禁止。遊歩道の整備が終わっていないようです。ここには「しばり地蔵」や「十二支方角石」があるのですが…。

次の目当て、六地蔵へ。人家が少ない中、庭の畑でサヤエンドウを収穫していた島のおじさんに道を訊ねたら、採りたてのサヤエンドウをいただいちゃいました。

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六地蔵は切り通しの途中の辻にありました。

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写真は光りが差し込んでいますが、切り通しは小昏いかんじでした。燦々と日が当たっているより仄暗いかんじが似合いですけどね。いろんな所に階段があったり、脇に入る細い道があったりで迷いながらやっと人家のあるあたりに出て、ほっと一息。なにしろ予定していた時間をオーバーして1時間30分も歩き、おばさん3人は「疲れた~疲れた~~こんなに歩くの~?吟行計画変更だわぁ」。俳句仲間を案内して来て「展望台は立ち入り禁止」では困る~。マップだけでは解らないことが解ってよかった。

船着き場から無料の渡船で隣の野々島へ渡してもらいます。

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無料の渡し船「うしお丸」の船長さん。浦戸の島と島の間を渡してくれます。すぐ向いに見える野々島学校下の船着き場まで3分ほど。

ということで、野々島の話は後編で。

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2018/05/28

天領の句

Photo                    天領の名残の家並つばくらめ

俳人協会会員になってもう何年めかな。不真面目な会員で県の大会にもご無沙汰しっぱなしだったのに、同じ結社の支部長さまが、役員になってhollyにも役員が回ってきました。いずこも高齢化の波には逆らえず、ちょっと若いだけでお誘いがかかります。ま、私でよければ使って使ってやってくださいという気持ちでお受けしたのですが、いきなり披講とは……。

最近やってないのでいくぶん不安、案の定やらかしましたよ。うちの句会と同じ速度で読んだのですが、なにしろ高年齢の方々ばかり、「速いです~」とお声があがりました。「えっ?何が?」と怪訝な貌のhollyに披講の先輩からアドバイス。「番号を読んでから、句を読むまでに間をあけること。」なるほどね。皆さんが自分の句稿をチェックする余裕を作るってことか。勉強になりました。披講や句会のやり方は結社によってもずいぶん違います。hollyの所属する結社の中央例会などでは、披講中は句稿に手を触れないことになっています。いちいち句にチェックを入れなくても後で点数と名前の入った句稿が配られますから、披講中はごそごそやらずにお静かに…ということでしょうか。

ま、苦労する分イイコトもありましたよ。2句出句のそれぞれに3点2点と互選の点が入りました。そして俳人協会本部からの講師、福神規子先生の特選happy01

たまにはこんな嬉しいことがあるので、止められないんだよね~

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