俳句

2017/04/28

花見山

ブログをさぼっているうちに、いつのまにか桜も葉桜となってしまいました。

hollyは隣県の花見山という桜の名所にお花見吟行に行ってきました。福島駅前からシャトルバスがでていて、15分で花見山に着きます。曇り空だったのがちょっと残念。

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まず目に入るのが一面の菜の花。そして東海桜。白木蓮、山茱萸、木瓜、連翹。黄色、桃色、白、赤が入り乱れて鮮やか。

Img_2236                       木瓜

Img_2235                       おかめ桜
Img_2239                        山茱萸
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花見山は30分、45分、60分、とコースがあり山歩きをしながら花々を楽しみます。中腹まで登ると眼下に広がる春色のグラデーションが素晴らしいhappy02
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帰り際に、配られていた東海桜の一枝を貰い句会場へ。
福島の句会の方5人と私達ゲスト4人、計9人での句会となりました

cloverはくれんや旗たてて行くウォーキング

clover花五分の山へ繰り出す土曜かな 

clover背負われし子の手桜にふれゆけり 

こんな句しか詠めないんじゃ花見山の景色に申し訳ないなぁ…と思いつつ。楽しい楽しい懇親会へとなだれこんだのでした。

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2017/03/21

佐藤鬼房顕彰全国俳句大会

3月18日、塩竈で佐藤鬼房顕彰全国俳句大会が行われました。

この大会は事前投句は前もって選があり、その結果が会場で配られますが、当日の嘱目詠は会場での公開選考となります。普通は当日詠の選は別室で行われますが、ここでは会場で行われるので選考過程がわかり興味深いです。それと毎回、鬼房についてのシンポジウムがあるのも楽しいところです。

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シンポジウムのメンバーは関根かな、栗林浩、関悦史、司会は神野紗希の各氏

今回のテーマは「鬼房俳句と軽み」について 

各自3句ずつ例句を揚げて討論していきますが、話を進めるうちに「3句選んできた句が軽みといえるかどうか…」ということになってきて、「軽み」って何だろう?という根本的なところから考えるシンポジウムとなりました。

鬼房の俳句は「軽み」とは無縁のような風土に根付いた思いの込められた重い句が多いように私には思われます。「軽み」のほとんどないところから「軽み」を論じるのは難しいと思われ、各氏も苦戦気味。「軽み」がどうであれ、鬼房には素晴らしい句がたくさんあるので、「芭蕉的軽み」がなくたってどうってこと無いです。「芭蕉的軽み」について再認識できたことは、私にとってはよかったかな。

シンポジウムの後は嘱目吟の公開選考。

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神野紗希、関悦史、髙柳克弘、佐藤成之、照井翠、西山睦、宇多喜代子、高野ムツオの各先生。

各選者が10句づつ選んだ中から、気になる句を取り上げ意見を言い合って、その後、あらためて3句づつ選ぶという選考方法です。

1つの句にたいする選者の読みが違っていたり、どこに興味を引かれたか共感をもったか等具体的に解るのでとても面白いです。

ジュニアの部があるのも大会の特色。県内だけでなく全国から応募があります。俳句甲子園の影響か、高校生の句など大人顔負け。

clover佐藤鬼房奨励賞は中学1年生の句

 堂々と秋風受ける稻井石      魚住隼祐

clover一般部門の奨励賞は

 寒木の瘤鬼房の眼となりぬ      橋本一舟

普段、俳句漬けになることがないhollyには充実した一日でした。

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2017/03/15

蓬餅

    clover蓬餅梁太き母郷かな

Photo                        cloverよもぎもち うつばりふとき ぼきょうかな

蓬餅、桜餅の季節となりましたね。

蓬を摘んで作る手作りの蓬餅って甘くないけど懐かしい味。砂糖ときなこをたっぷりかけていただきます。

蓬餅って素朴な故郷の味。そこで田舎の梁の太いがっちりとした家と組み合わせてみました。

私は蓬摘みをしたことがないけれど、河原の土手で摘んでいるお年寄りをたまに見かけます。春を感じる景ですね。

蓬餅の他にも、桜餅、木の芽和、蕗味噌、花菜漬、田楽、青饅、蜆汁などなど、春の季語には美味しいものがたくさんあります。

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2017/03/03

2月の句会

Img_2201               曖昧に茎伸び春のシクラメン

3月に入り、なんとなく春めいてきたように感じますが、例年10日のお祭りあたりにはまた寒くなり強風だったり斑雪だったりするので、油断はできない東北です。

さて、遅ればせながら、2月の句会の句です。

clover雪霏々と地に欲望を眠らしむ

clover駆け上がる駅の階段春隣

clover夕凍の波止場一羽の鷗の死

2句目は句会で検討の結果下記のように改作 

clover寒明や駅の階段駆け上がり

pen今月の3句の中では3句目が一番出来が良いかも。

毎月、類想の屍を越えて前進する気構えなのですが、なかなか類想から抜けられないhollyです。

汐の会は

clover消去するアドレスひとつ寒明くる

clover春立つや書棚の本を並べ替え

clover末黒野や薄き光りに水動く

clover水仙の芽の一寸のちからかな

clover薄氷踏む証拠隠滅するごとく

4句目5句目はダメですねえ。4句目はオノマトペで勝負するかなぁ

pencil席題 何、道、前、殺

cloverうつすらと殺意兆すや雪女郎

席題、殺で殺意しかでてこないとはなさけないweep 黙殺とか殺風景とか殺伐とかいっぱいあるでしょ。

clover何処までが本当の話目刺焼く

席題、何 こちらはほどほどの出来か‥な。季語「目刺焼く」が私としては新しい。

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2017/02/09

1月の句会

新年句会は2句出句、ホテルで句会なのでお食事会がついてます。

clover風荒き父母の地よ初山河

clover初空や歩きて蹠こそばゆし

ふたつとも、それほど良い出来ではありませんねぇ‥でも、holly、「初山河」「初空」という使ったことのない季語を使ってみたかったのです。

ランチは‥こじゃれた上品な(量がちょっぴり)コース

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これにフルーツとアイスのデザートと珈琲がつきます。このホテル、パンとスープが美味しいので、ついパンをがっつり食べてしまいます。

 

1月の「汐の会」5句出句です。

 

clover元日のマックバーガーBLT(ベーコンレタストマトバーガーだよん)

clover弾初や本手替手を姉妹

clover初夢に筝爪埋める祖母の居て

clover買初の奢りてダリのリトグラフ

clover卒寿なる母の記憶の春着かな

 

さて、今年は斬新なラインで攻めたいhollyです。

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2016/09/27

結社誌10月号

 10月号で主宰が選んでくださった句は3句。

clover榧大樹涼しく人を容しけり 

この句は7月の句会の時には、いろいろ試行錯誤していた句です。

その時の記事より…pencil作ったときは気付かなかったのですが、無季句です。榧、欅、などはそれだけでは季節を限定できないので季語とはなりません。そこで自分で添削 

pencil榧大樹寄る人容し涼しかり 

         「榧大樹」の言葉を大切にしたかったので。 

pencil炎天の榧人寄れば人容し 

         こちらは「人」のリフレイン感をたいせつにしたもの。 

「涼し」「炎天」とともかく季語は入りましたが、どちらの句も理屈というか説明的な匂いがついてしまいました。

というわけで、一番すっきりした形に落ち着いたわけです。

clover拾い読む虚子や波郷や梅雨籠  

この句はリズムがよくて自分でも好きな句です。

clover築地塀つづく寺町枇杷熟るる 

この句は鍛錬句会で出来た句です。自分ではちょっと凡庸かなぁと思うのですが、主宰はお好みのようです。

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榧は好きな樹木なのでテンションが上がって手当たり次第に句を詠みました。

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2016/08/20

蓮の花

hollyは七夕が終わると「ああ夏も半分終わったなあ」

お盆が終わると「もう夏も終りだなあ」……と毎年思うのですが、とは言うものの相変わらず暑い毎日が続いています。今年は残暑もきつそう…

俳句的にはもう秋、なにしろ8月7日は立秋ですからね。

「晩夏」とか「夏の果」とか「夜の秋」といった季語を使うのですが、体感はまだまだ夏。このへんのギャップがなんだかなあ~thinkなhollyです。

Photo_2             蓮の茎夢の中より伸び来たり         

先日、車で通りがかりに見た小さな沼に蓮の花らしきものが咲いていたので、Uターンしてちょっと寄り道。

いままでは車で1時間以上かかる沼へ蓮見に出かけていましたが、こんなに近くで見られるとは…happy01 来年は早起きして蓮の花が開くところを見たいな。

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2016/07/17

7月の句会


いつもの句会は私のホームグラウンド 今月は初めてのゲストが1名参加して、7名での句会でした。

なんだかとっても楽しくてhappy01…何が楽しいんだろう?って考えたら、俳句を作ること、そして自分の句に評をもらえること、仲間とこの時間を共有できることが楽しいのかな。

ここまで書いて、ふと、こんなこと思っちゃうって、歳をとったんだなあ…なんて、思ってはならぬことを思ってしまったhollyです。 

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 祭は夏の季語。夏以外の季節には「春祭」「秋祭」と季節をいれなければダメです。hollyの住んでいる町では夏は「港祭り」があり、神輿が松島湾を海上渡御して巡ります。この祭のころになると梅雨も終わり、海にも夏の明るさが戻ってきます。

Img_1896_2  Img_1894  Img_1897 


さて、7月の句会のお気に入りの句は

clover榧大樹人寄れば人容しけり 

  「容しけり」はゆるしけりと読みます。この句、作ったときは気付かなかったのですが、無季句です。榧、欅、などはそれだけでは季節を限定できないので季語とはなりません。そこで自分で添削 

pencil榧大樹寄る人容し涼しかり 

         「榧大樹」の言葉を大切にしたかったので。 

pencil炎天の榧人寄れば人容し 

         こちらは「人」のリフレイン感をたいせつにしたもの。 

「涼し」「炎天」とともかく季語は入りましたが、どちらの句も理屈というか説明的な匂いがついてしまいました。

  snail     sprinkle     eyeglass     book      pencil

cloverぼーんとひとつ柱時計や梅雨深む  

  この句は「梅雨深む」を使いたかったがための句です。「ぼーんとひとつ」か「ぼーんぼーんと」か悩んで作ったのですが、まだ不満なので添削。

pencilひとつ打つ柱時計や梅雨深む 

5句出句の句会ですが、後の3句はつまらないので省略します。 

 cafe        cake         sandclock   

句会の後半は漢字一字の席題による即吟句会です。

この日のお題は「千」「焼」「見」。この中から好きなものを選んで2句か3句作ります。時間に余裕があったので作句時間は30分ももらえて、ラッキーhappy01

clover籐椅子に千夜一夜のものがたり 

clover宵宮や露店の端のカルメ焼  

hollyは短時間のうちに句を捻り出さねばならないというスリルのある時間がけっこう好きです。       

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2016/07/09

夏期鍛練句会

7月3日の日曜日、恒例の鍛練句会がありました。

今年の吟行地は仙台駅周辺。駅周辺には歩いて5~10分で新寺小路という古刹名刹が並んでいるところがあります。普段は「神社仏閣は俳句にするな」と言われていますが、敢えて…。

当日は小雨模様…「ああ~こりゃあ季語は梅雨どっぷり」と思いながら、まずは仙台駅の一駅手前で下車。榴岡天満宮へ

Photo初めて来たのですが、りっぱなお社、「撫牛」もあり、俳句にするならこれか?…とか考えながら見て回りました。一番風情が感じられてよかったのは、この石段、赤と青の幟が立ち並んでいるところも、石段が雨で濡れているところもよかったです。

新寺小路のお寺もいくつか回りました。

Img_1820               これは孝勝寺の六地蔵 

 Img_1819_2               同じく孝勝寺の五重塔

Img_1822            水子地蔵でしょうか、子守地蔵かな

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新寺小路界隈はりっぱなお寺さんが並んでいます。「阿吽」の阿修羅像がならんだ山門もいくつか見られました。「阿吽の仁王」で一句詠みたかったけどまとまりませんでした。

干支地蔵が並ぶお寺も…ちゃんと12体ありました。

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お寺さんの境内はどこも紫陽花や夏椿、百合などの花や樹木がいっぱいで、街中の喧噪をよそに深閑としています。

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clover街騒を一筋逸れし実梅かな

cloverビルの間の小さき稲荷や半夏雨 

clover築地塀つづく寺町枇杷熟るる

hollyの出した句は3句ともそれぞれに点が入りましたgood 

この後、2回目、3回目と2句づつ出句。いつもは2回目、3回目となるにつれ似たような句がでてきて、ちょっと句会がダレるのですが、今回は同じようなお寺を見て詠んだにしては詠むポイントがそれぞれで楽しい句会でした。

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2016/05/22

5月の俳句

久しぶりの俳句です…って毎月の句会にはちゃんと参加してますが。

いまひとつ気分が盛り上がらない…という困ったちゃんcoldsweats01

clover初夏や後生大事に桐簞笥

clover揺れ止まぬ地球花種蒔きにけり

clover白日傘水底の魂思いつつ

clover梧桐や小窓ひとつの仕置蔵

clover卯の花にすこし風ある月夜かな

clover若冲の軍鶏の眼光夏来たる

句会に出した句はこんなところですが…いまいち、保守的かなあ

外連味のないところは良しとしましょう。

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