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2018/05/09

牡丹

Photo           閼伽棚に牡丹崩るる尼の留守

 牡丹の季節です。牡丹の句は季節がくるごとに詠みますが、なかなか納得できる句は詠めません。花の美事さはもう詠み尽くされている感があります。

そうなると牡丹を季語として配合の句を作るということなってきます。その組み合わせがなかなか…

掲句は尼の小さな庵の閼伽棚に一輪飾られていた牡丹が、主の尼がちょっと出かけているすきにはらりと崩れてしまった景を詠んだもの。かなり以前、まだ初学の頃の句です。

Photo_2           牡丹の花心の力満ちてをり

こちらの句は上五のリズムを崩さないように牡丹をぼうたんと読みます。

hollyは「現カナ」なので本当は「満ちており」ですが、「歴史的カナ遣い」にしたほうが牡丹に似合いのような気がします。

2018
今年も美事に咲いてくれました。それなのに咲いた翌日には雨weep 

無情の雨とはこのことと、hollyは咲いたばかりの牡丹を切り取って部屋に飾りました。

牡丹園に見に行って感じた事ですが、花壇にずらっと並んで咲いているのも綺麗ですが、いまひとつ牡丹が引き立ちませんねぇ。やはり日本庭園にひと株ふた株咲いているのが佳い風情というものです。
それからもうひとつ、品種改良して新しい色の花を作るのは止めてほしいですね。
せいぜい薄紅色、濃紅色、白色くらいで古風な色目くらいが美しいです。

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