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2015/05/27

5月のメール句会より

今週のメール句会への投句から

兼題は「段」

clover拭きながら下りる階段夏きざす

  季語の「夏きざす」は動きそうで不満ですが…

clover黄昏のぼうたん浮遊始めたり

 牡丹は好きな花なのでよく句を作ります。ゆらゆらふわふわの感じを「浮遊する」としてみました。

clover指の傷癒えて卯の花腐しかな

 「卯の花腐し」は初めて使ってみた季語です。

 もう少し意外性のある取り合わせができれば…

clover草引くや墓と本籍のみの島

 震災の津波被害で長く暮らした島を離れ、 お墓参りと自宅のあった土地の草取りに行くだけになってしまった人々のやりきれない思いは如何ばかりでしょう。

 Photo
この牡丹は震災前の庭に咲いていたものです。大きく見事な花を咲かせていたのですが、津波で潮水をかぶり枯れてしまいました。

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俳句」カテゴリの記事

コメント

5月の秀作が出来ましたね。
黄昏の牡丹・・・透きとおった花弁に黄昏の色がしずかに沁み込むさまが浮かびます。

この美しい牡丹はもうないのですね。
惜しいですね。

〇草引くや墓と本籍のみの島

 はもっと切ない。

投稿: おキヨ | 2015/05/28 11:36

こんばんは。
「拭きながら下りる階段」
この景は はっきり見えて「夏」を感じます。

「浮遊」って言葉は 牡丹の雰囲気だと思います。

8音の景。。この季語は 難しいですね。

「のみ」ですが「本籍だけ」とは
ちょっと空気が違うのでしょうか?

私も「本籍」で 夏井先生の新聞に投句しました。そうか。。「墓」も入れたら 良かった!

投稿: 華子 | 2015/05/28 23:48

おキヨさん

ありがとうございます。
俳句の感想をいただくととても嬉しいです。

震災前には牡丹が5~6株あり、どれも7~8個の花を付けていたので、自分で言うのもなんですがなかなか見事でした。

本籍の句は、お嫁ちゃんの実家は昔、島に住んでいて今でも毎年草刈りに行くんです。
お墓は震災で傾き、とうとう去年市内の墓地へ移しました。

投稿: silent-holly | 2015/05/30 02:32

華子さん

「拭きながら」の句、やっぱり夏ですよねっ。
じゃあ、季語はこれでいこうかな。

「草引くや」の句、「だけ」にすると口語調な感じが強まり散文的だと思って「のみ」にしました。
私は現代仮名使いなので「ゐ」や「ゑ」は使えないんです。その分、他の部分で韻文になるようにしないと、ぶっきらぼうな句になってしまいます。

投稿: silent-holly | 2015/05/30 02:43

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