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2015/03/24

鬼房顕彰俳句大会

3月22日は「佐藤鬼房顕彰俳句大会」がありました。

佐藤鬼房は俳誌「こぐま座」創刊主宰。

この大会にはジュニアの部があり、俳句が盛んな愛媛県松山市や福岡、岩手など各地の高校生からの投句があります。中学生、高校生の句は若さきらきら、若いからといって稚拙な句ではないなかなかのもの。最近は「俳句甲子園」などで鍛えられているためか若さを武器にぐいぐい攻めてくる感じです。小学生の句はさすがに幼いけれど、可愛さがある。

322
入選したジュニアたち。左端は受賞者の代理でみえた高校の先生です。

右から「こぐま座」主宰、高野ムツオ氏、ジュニアの部選考の佐藤成之氏、神野紗希氏、高柳克弘氏。

神野、高柳両氏の歯切れ良く明瞭な評は聞いていて気持ちが良い。

奨励賞に輝いた句は愛媛県の高校生の句でした。

clover凍蝶の叫びを飲み込む画集かな

その他、私の好みの句

clover無音なる砂場確かに冬が居る

clover冬の海少年期という疾走

clover白椿ひとりで生きるために落つ

我が町の小学生の句

apple初夏の風遠くで水の笑い声(6年生)

appleすすきのほ風がふく時ケンカする(5年生)

apple梅雨の音ピアノみたいに聞いたんだ(5年生)

appleかまくらのおなかでさわぐ子どもたち(2年生)

小学生が俳句に親しんで俳句を好きになってくれるといいなあ~

鬼房俳句についてのシンポジウムもありました。

322_2今回のテーマは「鬼房俳句の諧謔について」。

ちょっと難しいテーマでした。

あんまり難しいこと言わなくても、俳句を作る人も作らない人も鬼房の俳句を読んで「あ~この句いいなあ」と思う句があればそれでいいような気がします。




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俳句」カテゴリの記事

コメント

児童の俳句大会があったんですね。
若若しい真っ直ぐな感性は素敵ですね。
若い時代から俳句短歌などの文芸に馴染めばやがて大きな才能を発揮する人も少なからずあると思います。
こういう教育を受けないものとしては羨ましいですね。

投稿: おキヨ | 2015/03/25 11:49

おキヨさん

ジュニアといっても高校生は大人顔負けの句を作ります。
この大会、普通に大人の部もあるんですけど、わりと面白い句が入選してます。

子供たちが俳句に親しむためには、良い指導者が必要ですね。
最近は国語の先生だけでなく、私の結社の先輩などが小学校や中学校で指導することもあるようです。

投稿: silent-holly | 2015/03/27 00:00

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