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2014/05/25

藤の俳句

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hollyは藤の花が大好きです。こんな見事な藤棚…ため息がでます。

この季節、藤の俳句を作りたいと思うのですが、なかなか思うようにはできません。

10年以上、俳句を詠んできて満足できる「藤の句」は数えるほどしかありません。

ブログトップの句

clover藤棚の下の見知らぬ時間かな(2010年)

《見知らぬ時間》がこの句の眼目ですが、誰でも1分先、1秒先の時間は見知らぬ時間といえるのではないでしょうか。

藤房の垂れ下がる藤棚の下では、日常とは違った別の世界の時間が流れているようにも思えます。

clover山藤の高きは神の領域に(2002年)

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牡鹿半島を車で走っている時など、驚くほど高くまで咲き昇った藤を見ることがあります。天上を目指しているかのように。

clover藤房の密なる夜を眠りけり(2012年)

藤棚に藤の花がびっしりと垂れ下がっているのを見た夜に、その濃密さを詠みたいと思いできた句です。

ちょっと官能的でなまめかしい感じがしなくもない…と自分では思っています。

clover人の死にかかわる五日藤の花(2004年)

身近な人が亡くなり、お通夜、お葬式のお手伝いやら何やらで5~6日過ごした折りの句です。

残念ながら今年はまだ藤の句はできていません。

多作多捨(たくさん作ってたくさん捨てる)とはいうものの、藤はhollyにとっては特別なので、捨てるような句は詠みたくないという思いがあるのです。



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俳句」カテゴリの記事

コメント

素敵な藤の句をたくさん作りましたね。好きな花の句を作るその時間は至福の時でしょうね。

藤はたしかに妖艶で神秘的。
俳句や短歌の写生に適しているかもしれませんね。
洋画には微妙・・・(^_^;)

投稿: おキヨ | 2014/05/26 13:17

おキヨさん

至福の時…う~ん、楽しくて苦しい時間ですね。

絵画と違って、藤の花そのものの状態を描写するというより藤の花から連想されるものを詠むことが多いです。

藤は洋画にはむかないかもしれませんね。

投稿: | 2014/05/27 01:28

こんばんは♪
そちらでは今、藤の花が盛りなのですね。

藤房の密なる夜を眠りけり

このお句がとてもいいですね。
何か息苦しいような気配がおっしゃるとおりなまめかしい感じ。私も藤を詠むとつい死とか幻想とかに結びついてしまいます。それだけ妖しい魅力のある花なんでしょうね。

投稿: 雪うさぎ | 2014/05/27 02:27

こんばんは~
藤だなの下にくると
甘い匂いにつつまれますね~
下にいるから 余計におもうんでしょうか?

俳句があると
その時の感動が
 いつまでも  残るんでしょうね。

投稿: おひるねおかん | 2014/05/27 22:03

雪うさぎさん

藤とかカラスウリとかノウゼンカズラとか、妖しげな花は好きなので、俳句も妖しげな句になってしまいます。

投稿: silent-holly | 2014/05/28 00:54

おひるねおかんさん

藤の花の匂い…あまり意識したことがなかったけど、たしかに空気が甘いかも。

自分なりの感動というか、印象は強く残りますね。
句はすぐその場でできるわけではなく、後になってから浮かぶことが多いのですが。

投稿: silent-holly | 2014/05/28 01:01

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