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2009/03/31

3月の俳句

pen3月の定例句会、14日にありましたが、書くのを忘れていたので、今頃ですがUPします。

出席者8名、欠席投句1名

3点句

  clover我いつも急いでゐるよ蜃気楼…kazu

penkazuさんらしい率直な句、季語の蜃気楼が利いています

2点句

  clover角箸を逃げまはりたる白魚かな…syu

pen角箸は象牙の箸のこと、白魚はしらおと読ませます。白魚の踊り食いの情景でしょうか。

    clover遠浅をゆくカヤックやうららけし…uma

penこれは私も頂いた句です。カヤックという俳句にあまり出てこない題材を詠んだのが良かったし、季語《うららけし》も風景を明るいものにしています。

  clover山姥の出るぞと囃す春の月…kumi

pen私の句に《山姥の出るぞ出るぞと月夜茸》があり、少々類想の感がありますが、山姥と月はよく合います。

  clover ちりめんじゃこ五臓六腑のしづかにて…imi

penimiさんらしい句、《しづかにて》をどう解釈するかによって句の味わいが変わってきます。

  cloverじゃが藷を茹でて昼餉や春寒し…tosi

penとても素直な句、そこが共感を得られたのでしょう。

clover私の句はそれぞれ1点づつ入りましたが、どれも詰めの甘い句です。

  1、中日や上がり框の小座布団

  2、引鶴にあさぎの空のなお淡し

  3、天丼のかきあげ揚がる朧かな

1…それなりにまとまっている句と思います。

2…「引鶴や」とも「鶴引くや」ともなるし、「淡淡とあさぎの空や鶴帰る」としても良いかも…鶴にこだわる必要があるか?疑問ですねえ~

3…「朧」という叙情的な季語に、日常性のあるフレーズを組み合わせた作りですが、なにげなさが評価されるかどうかは主宰の詠みと好み次第ですね。

pen句の良し悪しが歴然としている時は別として、ある程度のレベルの句の場合、評価は読み手に委ねられてしまいます。

つまり、良い読み手がいなければ、せっかくの良い句も評価されないということです。

俳句大会でも選者によって入選句がだいぶ違います。

俳句大会に応募するときは、誰が選者かを確かめてから応募することにしています。

私が好きな俳人が選者の時は、自分の感性を優先させた句をぶつけてみます。

選者の俳人の句が私に響くということは感性が多少なりとも似通っていると思うからです。

    pen    book     think     eyeglass    pencil

 6月号の投句

     パンドラの箱覗きたる朧かな

     紅梅や夫唱婦随はおことわり

     ひたひたと来て雲水のかげろえり

     豆菓子の袋千代紙春の暮

     中日や上がり框の小座布団

     淡々とあさぎの空や鶴帰る

    326

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俳句」カテゴリの記事

コメント

奥の深い俳句ですが、自分の感性や知識がものを言いますね。
いろんな人の句を読み……まずは季語を覚えることが、俳句に幅をもたせるように思います。
なんて言ってますけど、俳句には全く縁の無い私ですが…

投稿: ひー | 2009/04/01 06:36

ひーさん、そのとおり
まずは季語の解釈を深めることから始めないとね。
5,7,5、の言葉のリズムは日本人なら誰でも持っているものなので、俳句は親しみやすいものだと思いますよ。

投稿: silent-holly | 2009/04/02 00:25

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