3月の俳句
3月の定例句会、14日にありましたが、書くのを忘れていたので、今頃ですがUPします。
出席者8名、欠席投句1名
3点句
我いつも急いでゐるよ蜃気楼…kazu
kazuさんらしい率直な句、季語の蜃気楼が利いています
2点句
角箸を逃げまはりたる白魚かな…syu
角箸は象牙の箸のこと、白魚はしらおと読ませます。白魚の踊り食いの情景でしょうか。
遠浅をゆくカヤックやうららけし…uma
これは私も頂いた句です。カヤックという俳句にあまり出てこない題材を詠んだのが良かったし、季語《うららけし》も風景を明るいものにしています。
山姥の出るぞと囃す春の月…kumi
私の句に《山姥の出るぞ出るぞと月夜茸》があり、少々類想の感がありますが、山姥と月はよく合います。
ちりめんじゃこ五臓六腑のしづかにて…imi
imiさんらしい句、《しづかにて》をどう解釈するかによって句の味わいが変わってきます。
じゃが藷を茹でて昼餉や春寒し…tosi
とても素直な句、そこが共感を得られたのでしょう。
私の句はそれぞれ1点づつ入りましたが、どれも詰めの甘い句です。
1、中日や上がり框の小座布団
2、引鶴にあさぎの空のなお淡し
3、天丼のかきあげ揚がる朧かな
1…それなりにまとまっている句と思います。
2…「引鶴や」とも「鶴引くや」ともなるし、「淡淡とあさぎの空や鶴帰る」としても良いかも…鶴にこだわる必要があるか?疑問ですねえ~
3…「朧」という叙情的な季語に、日常性のあるフレーズを組み合わせた作りですが、なにげなさが評価されるかどうかは主宰の詠みと好み次第ですね。
句の良し悪しが歴然としている時は別として、ある程度のレベルの句の場合、評価は読み手に委ねられてしまいます。
つまり、良い読み手がいなければ、せっかくの良い句も評価されないということです。
俳句大会でも選者によって入選句がだいぶ違います。
俳句大会に応募するときは、誰が選者かを確かめてから応募することにしています。
私が好きな俳人が選者の時は、自分の感性を優先させた句をぶつけてみます。
選者の俳人の句が私に響くということは感性が多少なりとも似通っていると思うからです。
![]()
6月号の投句
パンドラの箱覗きたる朧かな
紅梅や夫唱婦随はおことわり
ひたひたと来て雲水のかげろえり
豆菓子の袋千代紙春の暮
中日や上がり框の小座布団
淡々とあさぎの空や鶴帰る













































































最近のコメント