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2009/02/23

死神の精度

  ☆ book 死神の精度 

《ACCURACY OF DEATH》

ちょっと洒落たタイトルじゃありませんか

作者の伊坂幸太郎は在仙の作家で、吉川英治文学新人賞や新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しています。

この作品でも日本推理作家協会賞短編部門受賞…と帯に書いてありました。

book 小説のタイトルって大事ですよね。

読みたい気持にさせてくれるタイトル、惹かれるタイトルって確かにあるし、売れる小説はみなタイトルがイイsign01

内容が良くても地味なタイトルだったり、惹き付けられるキャッチコピーがないと読者が飛びつかないので、出版社の担当もタイトルには気を使うらしいですよ。

       さて、肝心の内容は 

死神と何の取り得もなさそうなさえないOLの物語

死神は死を予定された人間を1週間観察して《可》か《見送り》かの判定を下すのが仕事。

その仕事のために、さえないOLに接近して多少なりとも彼女の生活に関わることとなり、話が発展していく。

得体の知れない死神が音楽好きで、CDショップの視聴コーナーに入り浸りだったりする設定はなかなか面白い。

後の5編の題名は

「死神と藤田」「吹雪に死神」「恋愛で死神」「旅路を死神」「死神対老女」

おそらく英語表記のタイトルを和訳したものでしょうが、いかにも陳腐なタイトルだと思いませんか?

「死神の精度」のセンスには程遠い…catface

題名はさておき、「恋愛で死神」「死神対老女」の2編は面白く読めます。

特にこの連作の〆ともいえる「死神対老女」は、前の作品との関連づけもあり、シリーズの最終章としては「ああ~そういうことかあ…」と、作者の構想力に拍手を贈りたくなります。

  pen おまけ movie

2008年3月、映画化されています。

「死神の精度」「死神と藤田」「死神対老女」をもとにして作られています。

死神「千葉」に金城武はぴったりなキャスティングだと思います。

まだ、見ていませんがどんな風に映画化されているか、興味がわいてきます。

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