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2008/07/26

8月号の結果

俳句結社誌8月号が届きました。

  結果 発表

clover 牡丹の崩るる前の妄言(みだりごと)

clover 麦秋やゴッホの孤独われの孤独

pencil 胡瓜茄子植えて気の済む次第なり

pencil 隙間なく花苗植えて死を待てり

以上、久しぶりに4句です。

私の自信作と主宰の選が違っているのが気になります。

clover は自信作です。

pencil は自分で作っておいて何ですが、それなりの出来かと…

隙間なく~の句は、どうように解釈されたのでしょうか?

死を待てり…の解釈が特に気になりますね。

詠み手の意向がどうであれ、発表されてしまえば句の解釈は読み手に委ねられてしまう…

それが俳句の持つ宿命なので、詠み手は「てにをは」ひとつにも神経を使わなければなりません。

さて、前出の句、「死を待てり」は、身近に誰か危篤状態の人がいて、もう死ぬのを待つばかり…という解釈

「死を待てり」で待っているのは、やがては来る自分の死を待っている…という解釈

うーん、どちらでしょうね。

俳句の世界では、「あり得べき嘘」が通用します。

小説がそうであるように、いつでも事実に基づいていなくても句は成立します。

私は写生句が得意じゃないので、見たものを句にするのではなく、見たものからうけた印象、連想されることと自分の脳内の記憶を組み合わせて句に仕立てることが多いのです。

時に、意外な組み合わせができて、佳い句ができることもあります。

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