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2008/04/24

20億光年の孤独

 shine 20億光年の孤独 shine

人類は小さな球の上で

眠り起きそして働き

ときどき火星に仲間を欲しがったりする

火星人は小さな球の上で

何をしてるか 僕は知らない

(或はネリリし キルルし ハララしているか)

しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする

それはまったくたしかなことだ

万有引力とは

ひき合う孤独の力である

宇宙はひずんでいる

それ故みんなはもとめ合う

宇宙はどんどん膨らんでゆく

それ故みんなは不安である

二十億光年の孤独に

僕は思はずくしゃみをした

   

   谷川俊太郎の第一詩集「二十億光年の孤独」より         

     shine         night        shine  

俊太郎は達治に認められて、詩集をだすことになったのです。

この詩集には、三好達治が序詩を贈っています。 

 

 この若者は

 意外に遠くからやってきた

 してその遠いどこやらから

 彼は昨日発ってきた

 十年よりもさらにながい

 一日を彼は旅してきた…

 moon3        night        moon3

二人とも、私の好きな詩人。

少年のように瑞々しくて美しい

         そして淋しくて哀しい詩だ。

その淋しさと哀しさのすきまから

    生きる歓びが密やかに零れてくる。

  

    shine        night        shine

      

   

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詩、小説、エッセイ」カテゴリの記事

コメント

震災後、日本人の輪が広がっているように思います。
沖縄でも震災のチャリティーや個人規模から団体まで活発に行われています。
私は高校生時代に谷川俊太郎をよく読みました。
朝のリレーに強く影響を受けて

 ∞(無限大)の双葉だね朝日の疾駆 
                 友行
などの俳句を作りました。
俳句創作もされているようですが、こんな時こそ創作をばねに乗り越えていかれてはとあんじでおります。
ご無理はされずご自愛ください。

投稿: 豊里友行 | 2011/03/27 17:51

豊里さん

日本中のみなさんから援助の手を差し伸べていただいて感謝です。

我家にもボランティアの方々が手伝いに来てくれました。

今月の投句、休もうと思っていましたが…
そうですね、こんな時こそ俳句を詠む余裕が必要ですね

投稿: silent-holly | 2011/03/27 21:47

創作を生きる糧にしては?
とご無理を言ってすみません。

投稿: 豊里 | 2011/03/28 16:42

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