私的吉田秋生2
「蝉時雨のやむ頃」と「ラバーズキス」もお気に入りです。
日常的、現実的なところで、少年少女が成長していく過程を描いた作品。
主人公たちが、不器用にトンガリながら、笑い、怒り、落ち込み、傷つき、それでもたくましく、あっけらかんとして、いつのまにかオトナへの階段を一段上がっている‥
読んでいると「ああ、私にもこんな感情あったなあ」と、思い当たることが、ままあります。
ほろ苦くて、甘酸っぱい、でも感傷的すぎない‥‥そこがいい
それと、初期の作品で、「きつねのよめいり」と「風の歌うたい」も好きです。
デビュー作の頃の絵柄より少し進化したっていうか、私好みの絵になりつつある頃の作品。メルヘンチックな不思議ワールド‥かな?
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